今年の干支は?

新年あけましておめでとうございます。
皆さん、今年の干支は何かご存知ですか?


今年は巳年です。


今日はまず今年の干支、蛇の歯について少しお話します。


蛇の歯は、獲物を噛みつき逃がさないようにするために
鋭い円錐型をしていて、捉えた獲物は基本的に丸のみします。
時には、獲物を飲み込む時に歯も一緒に飲んでしまう事もあるそうです。


歯がなくなったら困ってしまいそうですよね?でも、心配いりません。
蛇の歯は、生涯を通して生え変わり続けるという特徴があります。
歯が抜けても新しい歯が生えてくるなんて、便利ですね!


では、私達人間の歯はどうでしょうか?


人間の歯は蛇とは違い、食事を細かく砕き、消化を助けるという重要な役割を担っています。
他にも、発音や表情を作るなど様々な機能も持っているので、
様々な役割・形の歯がお口の中に混在しています。


まずは、一般的に前歯と呼ばれる「切歯」。上下左右に2本ずつ合計で8本あります。
その隣にあるのが「犬歯」。八重歯ともいわれている歯です。
更にその奥にあるのが臼歯で「小臼歯」と「大臼歯」があり、
小臼歯は上下左右それぞれ2本ずつ、大臼歯は上下左右それぞれ3本ずつあります。
歯列の一番奥にある3番目の大臼歯は親知らずと呼ばれている歯です。
 
そしてこれらの歯は、それぞれの異なる役割を持っています。


前歯で食べ物を噛みちぎって、犬歯で切り裂き、臼歯ですり潰して細かくするという役割があり、
それぞれの歯がしっかり役割を果たす事で消化器官に負担がかかりにくくなり、
栄養の吸収が良くなります。


もちろん歯は食事以外にも、
発音を助ける表情を作る体の姿勢やバランスを保つ脳に刺激を与えるなど、
私たちが生きていくうえで、とても大切な役割を担ってくれていています。


そして、人間の歯は蛇の歯とは違い、
乳歯から永久歯に生え変わったら二度と新しい歯は生えてきません。
何かの理由で歯を失ってしまった場合には、人工の歯などで補うしかないのです。


しかし、補うと言っても完全に元の状態に戻るわけではなく、
基本的には最低限の咬む機能や審美性を補うに留まってしまい、
そういった歯が多くなればなるほど別のトラブルが起きてしまいます。
天然の歯に勝るものはないのです!!


そのため、皆さんには是非、今あるご自身の歯を大切にしていただきたいです。
このブログで何度もお伝えしていますが、
やはりご自身の歯を大切に守っていただく為には歯科医院での定期検診がとても大切です。


歯科受診がお久しぶりの方、これまで歯の定期検診を受けた事がない方がいらっしゃいましたら、
今年はぜひ、ご自身の口腔内の状況に目を向けてみてください!全力でサポートさせていただきます。
 
本年も皆様にとって、きれいな歯と共に笑顔あふれる一年になりますように。

このページの上部へ