大人の歯を守る5つの習慣
みなさん、こんにちは。
新札幌いった歯科です。
少し涼しくなったと思ったら、またかなり気温が高い日が続きそうですね。
今年の夏は全国的に酷暑が続いており、雨や台風など厳しい気候です。
北海道でも30℃を超える日が多いので、夏バテや体力の消耗が心配です。
熱中症を防ぐために水分補給・塩分補給はもちろんですが、栄養バランスを考えた食事を摂り、
睡眠をしっかりとって元気に過ごしましょう。
暑いとどうしてもお風呂はシャワーのみで過ごしてしまうかと思いますが、
湯船に浸かることでリフレッシュでき疲れをとることが出来ます。
暑い夏を元気に乗り越え、秋を迎えたいですね!
さて、30代を過ぎると、歯ぐきが下がり
露出した歯の根本部分にむし歯が発生しやすくなるのはご存知ですか?
歯が痛くなるのは嫌ですよね。
歯を守るためには日々の食習慣も影響しているため、
具体的にどのようなことがあるか5つにまとめてみました。
【大人の歯を守る5つの習慣】
① 間食のタイミングを見直す
食事や間食などお口に食べ物や飲み物が入ると、お口の中は酸性に傾きます。
歯の表面はpH5.5以下になると、カルシウムやリンなどのミネラルが溶けだしていきます。
お口の中が酸性になった状態が続くと、むし歯のリスクが高くなります。
特にだらだらと食べる時間が長くなると、むし歯のリスクが高まりますので注意しましょう。
②しっかり噛んで唾液を増やす
唾液はお口の中の汚れを洗うとともに、酸性に傾いたお口の中を中性に戻したり、
酸性により溶け出した歯の再石灰化を促す働きがあるので、
たくさん唾液を出すためにはよく噛む必要があります。
1口に30回噛むことを心がけましょう。
③ 酸度が高い飲み物は控える
清涼飲料水やスポーツ飲料は酸性度が高く、歯にダメージを与えてしまうリスクが高いです。
その他、柑橘系のジュースや野菜ジュース、お酢が入った健康飲料も注意が必要です。
飲んだ後は歯みがきをするやお水を飲むなどして、お口の中の酸性状態が続かないようにしましょう。
④ だらだら飲みは歯を溶かす!?
長時間に及ぶ晩酌も、だらだら食べと同様注意が必要です。
ビールやワインなどアルコール類を飲むときは、一緒に水を飲むようにしましょう。
⑤ バランスの良い食事を心がける
タンパク質や歯の再石灰化に必要なカルシウムやリン、そしてこれらが機能するためのビタミン類など、
歯に必要な栄養素も食事でバランス良く摂ると良いでしょう。
いくつになってもご自身の歯でおいしくお食事を楽しみ、笑顔で過ごしていただくために、
生活習慣に気を付け、健康な歯を保っていただきたいです。
お口のことで気になることがあれば、早めに歯医者さんを受診してくださいね。