食べるだけではない!歯の役割
みなさん、こんにちは。
新札幌いった歯科です。
暑い日が続いていますが、体調を崩されていませんか?
今朝北海道では、『熱中症警戒アラート』が発令されました。
『熱中症警戒アラート』とは、熱中症の危険性が極めて高い暑熱環境になると
予想される日の前日夕方または当日早朝に都道府県ごとに発表されます。
『熱中症警戒アラート』発表時は、以下のことに気を付けましょう。
・昼夜問わずエアコンを適切に使用しましょう。
・不要不急の外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。
・高齢者や子ども、基礎疾患がある方など、熱中症のリスクが高い方に声掛けをしましょう。
・外での運動は原則禁止、延期しましょう。
・涼しい服装をし、のどが渇く前に水分を取りましょう。
・暑さ指数(WGBT)を確認しましょう。
詳細は『環境省熱中症予防情報サイト』に掲載されています。
適切な対応をして、暑い夏を乗り切りましょう。
さて、今回は『歯の役割』について、お話します。
歯の役割と聞いてすぐに思い浮かぶのは、「食べ物をかみ砕くこと」だと思います。
しかしながら、歯はその他にもたくさんの役割があります。
【歯の役割】
■食べ物をかみ砕く
歯の一部または全部が無くなってしまうと、食べ物をしっかり噛むことができずに、
栄養をうまく身体の中に取り込めなくなってしまいます。
■嚥下(えんげ)
嚥下とは、口の中に摂取したものを飲み下すことです。
飲み込む時に上下の歯が噛み合うことで、スムーズに飲み込むことができます。
■異物の分別
異物があれば反射的に識別し、分別する感覚や、食べ物の微妙な歯触り、歯ごたえも「歯」ならではの感触です。
■発音補助
歯にも唇や舌と同じように発音を助ける役割があります。
歯は吐く息をコントロールします。
歯がなければ息が抜けてしまい、思うように発音ができません。
■顔の輪郭を整える
美しく整った歯並びは、顔の輪郭を整えます。
虫歯などで歯を失った場合、輪郭が少しずつ変化してしまうことがあります。
■脳への刺激
噛むという動作は頭の筋肉を使う運動でもあります。
頭の筋肉を使うことで血行が促進され、その結果、脳に刺激が与えられます。
子どもの脳の発達促進や脳の老化を防ぐ効果もあると言われています。
歯にはこのように、様々な役割があります。
歯を失うと食べることだけでなく、話すこと、表情、脳など様々な影響が出てきます。
お口を健康に保ち、いつまでも笑顔で過ごしていただきたいと思います。
お口を健康に保つためには、日々のケアだけではなく定期的に歯科を受診しメンテナンスを受けることが大切です。
最近歯科を受診していない方は、早めに受診をしてご自身の歯を守りましょう。